2019年6月10日 (月)

“梅酵素”作り

空を

灰色の雨雲が低く垂れ込める

梅雨時

片品村の道を走ると

どこからか

甘い香りが漂ってきます。

川沿いに

立つ

普段はあまり目立たないアカシヤの木が

小さな鈴が重なり合っているような

白い可愛い花を

満開にさせ

甘い香りを放っています。

そして

お祭広場のおじさんの家では

今日

冬の間スキー場で手伝ってくれた

女性3人が来て

時々大きな声で笑いながら

外で

“梅酵素”作りをしています。

冬が終わってから

久しぶり見られた懐かしい顔に

おじさんも

おばさんもなんだか楽しそうです。

梅酵素ですが

梅だけでなく

この時期出回る色々な果物を一緒に入れる

ちょっと贅沢な“梅酵素”です。

朝、気象情報が

「朝から雨が降る1日になるでしょう」

と伝えていたのに

女性3人の高笑いが雨を止めてくれたのか

まだ降らずにいてくれています。

酵素が

素材から抽出されて

発酵を始め

落ち着くまで

約2週間。

出来上がったら濾過をして瓶に詰め

冷暗所で保管しておきます。

こんどの冬には

お祭広場で提供されます。

・・・・・

「あっ!」

雨が降ってきました。

残りの半分は

家の中での作業になりました。

 

 

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2019年6月 1日 (土)

6月1日

新緑が

地上を覆い始めています。

小さな花々が

色とりどりの花を咲かして

緑の園にアクセントをつけて

目を楽しませてくれます。

二日前の朝

気温はプラス6度になり

久しぶりに冷んやりした空気を感じました。

その日の朝

外から聞こえてきたのは

「カッコ〜、カッコ〜」

と言うカッコウの鳴き声でした。

4月に春を告げにきてくれた鶯は

いまも毎日のように可愛い声を聞かせてくれます。

お祭広場のおばさんは

春から毎日のように外に出て

花植えに勤しんでいます。

そんな時に

「ホー・ホケキョ」

と言う声がすると

おばさんは

動かしていた手を止めると

立ち上がり

声のした方を向いて

「ホー・ホケキョ」

と応えています。

・・・どうやら

おばさんは

鶯と会話を楽しんでいるようです。

 

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2019年5月19日 (日)

古い友達との再会 (5月17日)。

お祭広場の後ろの斜面に生える

大きな山桜が

やっと満開になりました。

周りの桜が

全て咲くのを

見届けていたのかのように

今年も

この辺りでは最後に花を咲かせました。

それにしても

いつもよりゆっくりのような気がします。

・・・・・

お祭広場からの帰りに

パンダルマン広場の端にある夏道を下ると

十二山神社の後ろ側で

車を止めて

神社の横にある湧き水を汲みに行きました。

何年か前に

この水で炭酸水を作ってみると

その味が

イタリアの“サンペデグリノ”とまるで同じ味になり

驚いたことがあります。

・・・・・

車に乗って

ゴンドラ駅舎の方へ走り出すと

すぐに

右の方から

白い動物が走ってきました。

初めは犬かと思いました。

でもそれは

“ぴょんぴょん”と跳ねながら

走ってきます。

「ピーターラビット?」

と声を出していました。

“野うさぎ”です。

車を止め

その姿を目で追いました。

飛び跳ねる姿は

躍動感に満ち溢れ

力強く

私の目の前を

走って横切ると

そのままフャミリーコースを一直線に登って行きました。

・・・・・

お祭広場のおじさんとおばさんに

その話をすると

おじさんが

「珍しいな

最近は野うさぎを見かけた話を聞いたことがない

昔はここでも時々見かけたし

スキー場でも見たんだけどな

もう絶えてしまったかと思っていたよ

良かった、良かった」

と話してくれました。

確かに・・・

以前はスキー場のリフトの上から

野うさぎを見かけることがあり

またその野うさぎの姿を

見つけるのが

楽しみでした。

また

ここに

帰ってきてくれたのかもしれません。

・・・・・

忘れていた

古い友達との

再会でした。

 

 

 

 

 

 

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2019年5月 7日 (火)

5月 7日 高山は白く。

春の

柔らかな日差しが

降りそそぎ

広葉樹の枝の先には

若葉の芽が少しづつ伸びてきています。

岩鞍スキー場へと向かう

坂道の途中に

まるで花火が弾けたあとのように

枝が

全方向に放物線状に広がり

そして

地上へと近づいていく

大きな枝垂れ桜が

ピンク色の花を満開にしていて

目に映えます。

お祭広場の

正面から

東の方角を見ると

日光白根山から連なる山々が

雪化粧をし

白色に染まっています。

昨夜

雷鳴と共に降った雨は

高い山では

雪になったようです。

「ひゅ〜〜〜っ」

という

音を立てながら通り過ぎる風が

今日は

冷たく感じます。

 

 

 

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2019年5月 3日 (金)

5月3日 味噌作り (お祭広場クッキング?)

天気は晴れ。

朝8時半

竃に火をつけ

昨日煮た大豆をもう一度温めるます。

お祭広場の店内では

大豆の量に応じて用意した

麦麹と米麹を揉みほぐしています。

今年の塩は

ミネラルたっぷりのモンゴルの塩です。

外の竃の上で

柔らかさが増し

程よく茶色に色付いた大豆を

柄杓で掬い

桶の上に載せたザルにあけて

店内に運びます。

それを

餅つき器に入れて潰していきます。

潰し

ペースト状になった大豆を

シートの上に広げて

粗熱を取ると

いよいよ麹と塩を混ぜていきます。

・・・・・

午前11時45分。

さてさて

午前中に全ての大豆を潰せるでしょうか?

・・・・・

この日に合わせ来てくれた

スタッフや冬の常連の方のお陰で

和やかに

賑やかに

笑顔が絶えない中で

順調に味噌作りが行われています。

 

 

 

 

 

 

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2019年5月 2日 (木)

5月 2日 味噌作り。

ピンク色をした梅の花

淡いピンクの桜の花

白いこぶしの花

黄色いジシャの花(別名アブラチャン)と

国道401号線沿いの種の違う木々が

いっせいに花を咲かせ

鄙びた村の景色に

優しい色合いを添えています。

スキー場では

ツバメが飛び交い

雀が水浴びを

離れた森の方から鶯が鳴き

春を告げています。

・・・・・

昨日

片品村特産の“大白大豆”を洗い

樽の中で一晩水に浸けておきました。

今朝はそれを

竃(カマド)の上に載せた羽釜に入れて

水を羽釜いっぱいに入れると

竃に薪を入れ

火をつけて

煮始めました。

そして

沸騰したところで

火力を

薪を取り出したりしながら

弱火に調整して

時々薪を足し

気長に

のんびり

ゆったりと

春の日差しを楽しみ

時々

豆の状態を確認します。

5時間たったところで

プックラと膨らんできた

大豆を味見してみると

なかなかいい感じの柔らかさになっていました。

あとは

薪が燃え切るまで

そのままにして

明日の朝まで置いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年5月 1日 (水)

番外編・・・私にとっての『乙事主』NO.9

『乙事主』(オッコトヌシ) は

宮崎駿監督のアニメーション“もののけ姫” に

出てくる猪神の名前ですが

私には

それが

自然の代表であり

象徴でもある存在として

感じられました。

そう感じられたことから

『乙事主』を

拝借して

書くことにしました。

・・・・・

あの冬だけ起こった

多くの野生の動物たちとの出会いは

今も

自然からのメッセージだったように

感じています。

それは

誰にでも起こる事だと

その後

何人もの人達が

「乙事主と出会ったよ」

話してくれたことで

知りました。

・・・・・

そして

体験した皆さんは

同じように

目をキラキラさせて

話してくれました。

そんな体験談を聞くと

こちらも

ワクワクしていました。

・・・・・

今までとは違う

自然との触れ合いが

始まっていたようです。

(・・・続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年4月24日 (水)

5月の味噌作り。

岩鞍スキー場に向かい上って行くと

岩鞍リゾートホテルの前の

第1駐車場に入ります。

そして

左の端に行くと

雪解け水が小さな滝を作っていて

そこから

隣接する

かたしな高原スキー場へ向かうように

小さな水路が出来ています。

ちょうど

いま

そこの

水芭蕉が見頃です。

・・・・・

ゴールデンウィークの

5月1日から3日間

お祭広場では

味噌作りをしています。

初日は

片品村特産の“大白大豆”を

水で洗い浸します。

二日目は

薪を燃やした竃(カマド)に

羽釜を載せ

大豆と水を入れて

大豆が柔らかくなるまで煮ていきます。

三日目は

茹で上がった大豆を取り出し

潰してから

塩と米麹と麦麹を

混ぜて

味噌団子を作り

その後

大きな樽に詰めていきます。

・・・・・

こんな感じで

お祭広場で

ワイワイガヤガヤと

楽しく作業をしています。

・・・・・

今年のゴールデンウィークは10日間。

もし

片品村方面に来るようでしたら

どうぞ

遊びに来てください。

 

 

 

 

 

 

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2019年4月19日 (金)

番外編・・・私にとっての『乙事主』NO.8

カモシカに見つめられると

また

音の無い世界に引き込まれました。

そして

その澄んだ瞳から

私の心の内まで

前と同じく

何かが入ってきたような感覚がありました。

「むーを見ているねえ!」

呟く

おばさんの声が聞こえました。

すると・・・

カモシカはゆっくりと正面を向き

左へ歩き出し

四角いガラス越しの世界から

去って行きました。

おばさんが

「本当に今年は動物たちが良く顔を見せるね〜」

「むーは生き物が好きだったからなあ〜」

「何を伝えに来ているんだろうね〜?」

と呟きました。

・・・・・

思い返すと

動物達は

それぞれ2回ずつ現れていた気がします。

不思議な

偶然が

重ねて何度も起こりました。

何か

メッセージがあったのかもしれませんが

私には動物達の言葉は

わかりませんでした。

・・・・・

そして

私は

次の冬

お祭広場を休みました。

(・・・続く)

 

 

 

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2019年4月18日 (木)

夏道が開通。

空は青空が広がり

降り注ぐ陽射しは柔らかく

梅の蕾も膨らんできました。

今朝は

ウグイスが歌の練習を始めています。

・・・・・

14日の日曜日まで

車でお祭広場へ上がる夏道は

まだ雪の下でした。

その日の朝

スキー場のスタッフが

除雪をしてくれた事で

お祭広場の手前までは

車で登ることができました。

通路の雪が

まだ

残っていたので

チビッコゲレンデ側に車を止めました。

車で夏道を通る時に

第2リフト乗り場の近くの

削られた雪の高さを見ると

50センチ以上ありました。

そして・・・

お祭広場の正面の通路に立つ

木の影で

凍っていた残雪も

今日はまでに

ほとんどが溶けて

昨年の大雪の前に

敷いた緑色の絨毯が

全て顔を出してくれました。

絨毯が乾いたら

丸めて

お祭広場の南側の廊下に

運び入れます。

 

 

 

 

 

 

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2019年4月14日 (日)

番外編・・・私にとっての『乙事主』NO.7

その

純粋無垢な二つの瞳に

捉えられていた間は

一瞬でもあり

永遠のようでもありました。

そして

私の心の中を

見透かされているような

何かが入り込んできたように

感じました。

不思議な

不思議な

時間でした。

・・・・・

そして

カモシカは

まるで何かが終わったかのように

唐突に

でも

ゆっくりと首を正面に戻し

右側へ歩き出すと

やがて

四角いガラス越しの世界から

消えてしまいました。

同時に

それまで消えていた

音と時間が戻ってきました。

・・・・・

それから・・・

その冬の営業が終わったある日のことでした。

家の居間で

おばさんとお茶を飲みながら

ひと休みしていました。

普段は

私が

庭に背中を向けてテーブル前に座るのですが

その日は

何故か

私とおばさんが入れ替わり

私が庭を見るように座っていました。

・・・すると

ガラス窓のすぐ向こう側を

右側から

黒くて

大きな

カモシカが現れました。

「・・・!」

「・・・?」

先日

お祭広場で見た時のように

窓ガラスの

すぐ向こうに居ます。

今まで

家にいた時に

そんな事は一度もありませんでした。

そして

カモシカは

四角いガラス越しの世界の

真ん中まで来ると

歩みを止めて

大きな頭をゆっくりとひねり

こちらを見ました。

庭に背中を向けている

おばさんに

「す・ぐ・そ・こ・に・カ・モ・シ・カ・が・!」

と驚きを隠せない声で伝えました。

すると

おばさんも振り向いて

カモシカを見ました。

・・・・・

カモシカは

その深く澄んだ二つの瞳で

私を捉えました。

・・・・・

「何でまた・・・?」

(・・・続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年4月12日 (金)

4月12日のお赤飯作り。

乗って来た車を

ゴンドラ駅舎の右横の

岩鞍ハウスの前側に止めて

十二山神社の手前に止めてある

スノーモービルの所まで雪の上を歩きます。

見渡す限り

雪に覆われてしまっていながら

リフトも

ゴンドラも動かず

圧雪もされていない

雪が積もったままのゲレンデは

「いったいここはどこなのか?」

「今はいつなのか?」

と思ってしまうほど

なんだか現実感がありません。

それは

何年か前の

ゴールデンウィークに

残雪の多い尾瀬に行き

“山の鼻”側から

雪で一面真っ白な尾瀬ヶ原を

反対側の

燧ケ岳の下に位置する

“見晴らし”まで歩いた後に

“山の鼻”がある至仏山側を振り返って

見た時に

感じた

「日本ではないような景色だ」

という感覚に近いものでした。

そして

スノーモービルに乗り

雪面を踏むようにバランスに注意して走り

お祭広場へと上がります。

・・・今日は12日。

『お祭広場の“お祭りの日”』です。

厨房に入ったおばさんは

早速

お赤飯を炊き始めると

お昼近くには

炊き上がりました。

「今シーズンも無事に終了が出来たことを

お礼に行ってくる」

おばさんは

十二山神社へと

下がっていきました。

・・・・・

午前中は曇りで

時々

日が差す事もあったのですが・・・

また

チラチラと

雪が舞い始めました。

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2019年4月11日 (木)

不思議なこと。

『不思議なこと』

・・・ひとつ目は

このブログを開いてもらえる回数が

1月、2月、3月よりも

何故か

4月になってからの方が多いいのです。

・・・二つ目は

都道府県別にブログを開く回数が出るのですが

北海道で開いてくれる割合が

4月になってからは

何故か一番多いのです。

・・・北海道でひとり

「読んでくれているかもしれない」

と思える

今は利尻に住んでいる“Oさん”がいます。

彼がまだ片品村に住み

尾瀬のガイドや木道敷

そして

スキーのインストラクターの仕事をていた頃に

お祭広場のブログが始まりました。

ある日の事です。

彼が顔を出し

背負ったバックを置くと

中から

紙袋に入った物を取り出しました。

その紙袋の中から

分厚くて、重い、新品の

『類語大辞典』<講談社> が出てきました。

「小説家とか文章を書く人は、これを持っているものです」

と言い

プレゼントしてくれました。

『ブログ』が何なのか何も知らずに・・・

それこそ

小学校以来となる

国語と向き合うようなことを始めた(大笑い)

私は

その類語辞典にだいぶ助けてもらいました。

その“Oさん”が

このブログを北海道で

読んでくれているかもしれないと

想像はできても

毎日毎日、何度も何度も、開いてくれているとは

とても思えないのです。

・・・不思議です。

そして

・・・三つ目は

南の宮崎県、大分県、四国の愛媛県から

訪問してくださる人がいます。

さすがにこの時期は

スキーを楽しむピークを過ぎていると思います。

ただ

愛媛県には

一度だけお祭広場に来てくれた方がいます。

もしかしたらその人が

訪問してくれているかもしれません。

ありがとうございます。

それでもやっぱり

ひとりでは

そこまでのパーセントになる気がしないのです。

・・・不思議です。

・・・ありがたいです。

・・・そして

ブログを載せている『ココログ』では

日本国内の

都道府県別の訪問パーセントしか分からないので

台湾で見てくれている方は

どのようにカウントに反映されているのか

わかりません。

残念です。

・・・・・

2018シーズンをひと冬休んだ私は

リハビリを兼ね

ブログを再開しました。

すると・・・

お祭広場に来て

「楽しみに読んでるよ!」

と声をかけてくださる人達が何人も居ました。

この声は

本当に予想外の出来事でした。

そして

誰かは分からない人達が

読んでくれる事も

知りました。

・・・その全ての人達に

この冬のあいだ

ずっと

元気をもらっていました。

・・・・・

感謝です。

 

 

 

 

 

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2019年4月10日 (水)

4月10日 「大雪注意報」

午後1時。

天気は大雪。

気温はプラス1度。

・・・・・

「関東北部の山沿いでは

夜までに25センチの積雪が見込まれます」

朝のテレビで

気象予報士が伝えていました。

昨日から

今朝まで

約10センチの積雪です。

小さな草が芽吹き始めた地面は

全て

白い雪の覆われてしまいました。

2月末頃のテレビのニュースで

「尾瀬の雪解けが早い」

と伝えていましたが

先週と今週の2度の大雪で

平年並みに戻ったのではないでしょうか?

・・・お天気博士の倉嶋 厚さんは

「戸惑う4月・・」

とエッセイに書かれていたそうです。

 (4月10日 読売新聞 コラムより)

確かに・・・

4月の天候の変動はめまぐるしく

心と体も

変化に翻弄されてしまいそうです。

みなさん

体調管理に

気をつけ下さい。

 

 

 

 

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2019年4月 9日 (火)

今は・・・もう春・・・?

朝9時。

天気は雪。

気温はプラスマイナス0度。

お祭広場の周りで積雪15センチ。

・・・・・

まるで

これから冬が

始まるようです。

・・・

驚きました!

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